ボクシングのメリットとは? 子どもの習い事としてのボクシングは、どうなのかについて、ちょっとまじめに考えてみました。

 

 

ボクシングの立ち位置

子供の習い事の中でボクシングは、3番手グループという立ち位置について。

 

学研教育総合研究所(2020年8月調べ)によると、習い事ランキングのトップ5は以下のようになっています。

 

1位 水泳

2位 学習塾

3位 英語塾・英会話教室

4位 通信教育

5位 音楽教室

 

これをざっくりグループに分けてみました。

 

1番手グループは、スポーツ。水泳は不動の人気を誇り、サッカーやダンス、スポーツジムなども人気です。

 

2番手グループは、学習塾や通信教育、英会話などの教育です。最近では、将来なりたい職業No.1にYouTuberがランクインしていることからプログラミングやクリエイターのための勉強も人気です。

 

その次の3番手グループとして、空手などの武道です。単独で習うのではなく、1や2のグループとセットで習うという立ち位置なんですね。

 

今や習い事は2つ以上が主流です。「塾×ボクシング」「プログラミング×ボクシング」など、掛け算にすることで相乗効果が高まります。

 

ボクシングを習うことに反対する親たちの本音

ボクシングを習うことで発生するトラブルがあります。それは、ご両親の反対です。

 

これは、ボクシングに限らず格闘技全体に言えることですが、お父さんやお母さんがよっぽどの理解者や経験者でないと、なかなか賛同してもらえません。

特にお母さんが「まったくご理解できない」という場合も多くあります。

それは、いったい、なぜでしょう? せっかくなので伺ってみました。

 

【お母さんの本音】

・痛そう
・ケガしたら困る
・暴力的に育たないか心配

 

ということでした。

 

親御さんからは、「子供が入会したいというので意思を尊重したいが、どうしても心配」という相談をよくいただきますが、ハッキリと「イメージとは、正反対なので安心してください」と答えています。

 

「ボクシングは、危険ではありません!」と声を大きくしてお伝えしています。

 

まずスポーツには、ルールがあります。まして格闘技はかなり厳しいです。それを守っていれば、よっぽどの大事故は避けられます。

 

痛みについてですが、ご想像されるような、いわゆる「殴り合いは」させません。サンドバックをたたく、ミット打ちをするなどの練習はありますので、それが「痛い」と感じる人はいるかもしれませんね。しかしそうなると、サッカーボールを蹴る足が痛い、筋トレをすると腕が痛いとなりますので、「痛い」には個人差がありますよね。

 

ケガについても、同じような感覚です。サッカーや野球、マラソンやスポーツジムでもケガ無いとは言えません。とはいえ、何もしない人よりは、身体は断然強くなります。ボクシングは、「ケガをしない体を作ること」が目的ですので、それも逆の心配となります。

 

暴力的に育たないかというご意見も、多いのが正直なところです。映画やドラマなどの影響があるかもしれませんが、こちらもむしろ逆ですね。

 

ここまでやると痛いということがわかるので、相手を気遣う子供になります。

 

ボクシングを習うことに反対する親御さんたちは、同じようなことを心配されています。気になる方は、一度体験されると、その誤解が取れると思いますので、お気軽に見学にいらしてください。

 

ボクシングを習うメリット

その他に、ボクシングを習うメリットを紹介しておきます。

 

・体力の向上
・集中力が身につく
・礼儀正しくなる
・昨今の子供ストレスがなくなる
・相手の痛みを知ることができる

 

という感じですね。

 

チームスポーツではないので、野球やサッカーのようなチームワークは学べないかもしれません。その代わり多様性を受け入れることが柔軟になるでしょう。

 

体験はあるの?


はい、ございます。道具などボクシングは安価でそろいますが、その前に体験会に参加していただくことで、ボクシングの良さを体感できます。

その中でお子様が「やってみたい」と感じたら、習い事の3番手グループとして、ぜひ背中を教えてあげてください。

 

小さい頃から小さなことをしっかりやり続ける癖をつけることは、大人になって身に着けようとしても難しい習慣です。

 

お友達と楽しみながら遊び感覚で強くなることを習慣化させてみてはいかがでしょうか。

 

みなさまの体験会のご参加を心よりお待ちしております!