現在は高校のボクシング部で活躍している男の子が、ルーポに来た頃のお話としたいと思います。
いじめられていた小学生がボクシングジムに通ったら
彼は当時、小学生でした。5年前、おとなしい雰囲気の彼でしたが、鋭い眼光が印象的でした。
学校でいじめられていたそうで、自分自身が強い心を持ちたいという気持ちがあったことがのが入門の動悸だったということを後から聞きました。
雨の日も風の日も、多少の風邪でも通ってきて、トレーナーの言うことにも忠実に実践していきました。
人一倍努力し、みるみるうちに強くなりました。
「はじめの一歩」の内容としては、いじめっ子は自分への復讐のためにボクシングを始めたのではないかと怯え、恐怖や警戒心のうえいじめることを止めました。そこから真剣に自分の夢を見つけ進んでいく姿をみて尊敬にかわり、親友となっていきます。
彼をいじめていた子も同じだったかどうかは分かりません。しかし、高校生になった今。ボクシング部で活躍する彼のことを応援してくれるようになったそうです。
本当に強い子は、置かれている環境を恨んだりせず、自分と向き合います。
そして、強い心を身に着けていくのです。
いじめられっ子が存在してしまう理由
最近では、低年齢でのいじめが増えています。
いじめられる原因として考えられる理由は、いくつかあります。
- 家庭環境が周りの人たちとズレがある。
- 羨ましがられるものをもっている
- 人よりも何かが劣っている
- 臭い
- 精神的に弱い
- 話し方がハッキリしない
- 何があっても言い返さない
- どこか浮いている
- 暗い
- 正義感が強い
- いじめたがる子から見えやすいところにいる
- あからさまに小さい、細いなど体系的に弱く見える
- 運動能力が低い
- 太っていて行動がゆっくりしている
いくつかあげましたが、よく考えてみてください。
いじめられっ子の親としてできることとは?
一言にいう「おとなしい子」タイプは、先程のどれかしらに当てはまってしまいませんか?
逆に言うと、
- 積極的な子
- 体系が逞しい子
- 自分の考えをハッキリ言える子
このような目の付きにくいところにいる子は、いじめられにくいのです。
親として、何が出来るだろうと悩みますね。
いじめられ続けると、人は「破壊」へと感情が移行しやすいものです。
- 自分への破壊行為
- 敵への破壊行為
どちらへ向けてもいい行為とは言えません。
しかしボクシングは、自分との戦いです。チームプレイではありません。自分自身が強くならなければ試合にも勝てません。打たれる時も、鍛えていないと倒れてしまいますし、そのダメージも大きいです。
全て、自分との向き合い方で強く鍛え上げていくのです。
もしもお子さんがいじめられているかも…と心配になるようでしたら、一度体験に連れてきてください。
今回は、いじめとボクシングの関係についてお話いたしました。