みなさま、こんにちは。メンタルとフィジカルを強くたくましく。楽しみながら習得するボクシングジム「ルーポ」です。
早速ですが、9月25日(日)に行われたさいたまスーパーアリーナ「The Battle Cats presents 超RIZIN」朝倉未来VSメイウェザーの対戦が注目を集めましたね。
朝倉未来は、トライフォース赤坂所属のプロ総合格闘家。アメリカのフロイド・メイウェザー選手は、ボクシングで元5階級を制覇しているスーパー王者です。
メイウェザーは、朝倉未来と会うだけで2億円なんていうゴシップも流れるほど、日本のみならず世界でも注目を浴びた一戦となりました。
そこで今回は、「ボクシングと総合格闘技どっちが強い?」について、お話したいと思います。
ボクシングと総合格闘技どっちが強い?
出典:RIZIN
結論から言いますと「競技が違うので、一概には決められない」という感じです。
世界の総合格闘技のランキング上位の選手なら、高確率で総合選手が勝ちます。ちなみに、世界最高峰の総合格闘技は、アメリカのUFCです。
ボクシングルールなら、ボクシング選手に有利だと思います。
日本の総合団体ならば、五分五分程度。ボクシングルールなら、勝ち目はないという感じでしょうか。
今回は、ボクシングルールでしたので、メイウェザーが圧勝するだろうとは予想していましたが、その通りでしたね。2ラウンドKOの圧勝でした。
総合ルールだったら、どうでしょう?
出典:RIZIN
五分五分で、朝倉選手が勝つ可能性もあると思います。それでも、総合の技を決める前に一発食らったら、やはり、どうにもならないでしょう。
しかし、一やさぐれ青年が、ここまで成長したことはすごいことですよね。
メイウェザーも、45歳とは思えないファイトで、強かったですね。試合後には、メイウェザーが通訳を介して朝倉選手へ「強かったな」と話していて、格闘家ならではのリスペクトがあり、グッときました。
こういういい試合を見て「ボクシングをやりたい!」という子供たちが増えるとうれしいなと思います。
総合格格闘技の世界と日本の違い
RIZINは総合格闘技でも、いわば日本だけの感じなので、世界的ランキングとしては、中より低めと言えるでしょう。
今回も、UFCの選手なら、メイウェザーに高い確率で勝てたと思います。ちなみに、UFCで日本人王者は0名です。
キックボクシング上がりの総合格闘家 堀口 恭司は、UFCの一つ下ランクと言われる SRで王者になっています。
実は、その堀口選手に、朝倉未来選手の弟である朝倉海選手が勝っているんですよね。
ということは、海選手が、UFCを目指すことができるのか? という期待を持ちながら、UFCとRIZINのレベルが違いすぎというのが現状と言えるでしょう。
RIZINは人気先行のエンタメ要素が強いので、強さよりも楽しさを見せる団体なのかなと、個人的には思います。
その代わり、ユーチューバーとしての活躍はすばらしく、そのおかげで、女性のファンや、会場がうまるほど、若者の格闘技ファンが増えたのは、うれしいですね。
今後も、ボクシングをはじめ格闘技に注目していきたいと思います。