「ボクシングを子供に習わすメリットはある程度理解していますが、デメリットは何がありますか?」


そんな質問を時々頂きますので、今回はデメリットや懸念点と、それに対する当ジムの対応を記載いたします。


怪我のリスク



ボクシングは接触スポーツの一つであり、怪我のリスクが伴います。打撃を受けることでの脳への影響や、骨折、打撲、捻挫などの怪我が考えられます。

しかし、当ジムでは原則的に小学生のスパーリングなどは行っておりません。そのため、通常練習で接触によるケガはございません。

ただし、その他の練習でのケガのリスクはございますが、それはどのスポーツにもあることで、ボクシングが特別なわけではございません。緊急医体制もきっちりとっております。

もちろん、プロ志向の会員さんには、親御さんへケガのリスクを説明し、きっちりと話し合った上でレッスンをすることは可能です。

脳の健康

ボクシング選手で一番怖いのは、脳への衝撃です。何度も頭部への打撃を受けると、脳の健康に影響を及ぼす可能性があります。これは特に子供の発達途中の脳にとって懸念される点です。


とはいえ、こちらも、原則的に通常練習で打撃を加えることはございません。

心理的影響


競技に勝つためのプレッシャーや、敗北の経験、体型や体重の管理などが子供の自尊心や心理的健康に影響を及ぼす可能性があります。


これもどのスポーツでもいえることですが、ボクシングに当てはめると、減量ということでしょうか?

こちらも小学生に減量を科すなどということはございません。楽しく格闘技に触れるということを最大の目標としております。

攻撃的な性格の形成


ボクシングは、戦う技術を学ぶスポーツであるため、一部の子供はそれを日常生活に持ち込むリスクがあります。適切な指導がなされていれば、スポーツマンシップや他者への尊重を学ぶこともできますが、独学などの場合は、その逆になってしまうことも考えられます。

おおむねこんなところでしょうか・・・?

それでも、ボクシングは体力や筋力、集中力、自己管理能力を高める素晴らしいスポーツでもあります。デメリットを理解した上で、子供の性格や体調、興味を考慮して選択することが大切です。

これらのデメリットは全ての子供に当てはまるわけではなく、適切な指導や環境のもとでのトレーニングが行われている場合、これらのリスクは最小化できると考えています。

当ジムでは、経験豊かなプロトレーナーが、一人ひとりに合わせたレッスン指導をしていますので、ご安心いただければと思います。

以上、ボクシングのデメリットや懸念点と、それに対する当ジムの対応策を紹介しました。