みなさま、こんにちは。今回は、プロボクサーに関するお話です。

以前から話しているようにルーポの指導は、プロボクサー育成は目指していません。まずは、汗をかく楽しさや練習の習慣化、努力は報われるという成功体験など、格闘技でしかあじわうことのできないおもしろさを体験してもらうことが重要だと考えています。

ストイックな練習というよりは、個人の目的によって練習メニューを考えて、一緒に成長するようなイメージです。

そのため、スポーツの一種として、気軽に長年通ってくださる会員さんも大勢いらっしゃいます。

また「プロボクサーになりたい」と思いながら、いきなり有名なボクシングジムに入るのは気が引けるという方には、ちょうどいいかもしれません。

そこで今回は、プロボクサーのライセンスや取得方法についてわかりやすく解説したいと思います。

プロボクサーライセンスとは

そもそも「プロボクサー」とは何かというと、プロのスポーツ選手として大会に出場するボクサーを呼びます。

また、昔はアマチュアの大会とされたオリンピック出場でしたが、2016年のリオデジャネイロオリンピックからは、オリンピック史上はじめてプロボクサーの参加が解禁になりました。

2016年リオデジャネイロ五輪ライト級で出場し今年2020年の東京オリンピック出場をかけた予選への出場権も獲得している成松大介選手ですが、プロボクサーではなくアマチュアボクシング選手としてエントリーしています。

笑点の座布団運びとして有名な山田たかおさんや俳優で芸術家の片岡鶴太郎さん(条件付きライセンス)も取得しているなど、芸能人プロボクサーもいますので、ライセンスをを取る事には、それぞれの理由があるのでしょう。

ライセンスの取得方法

次に、ライセンスの取得方法です。

まず、プロライセンスを発行しているのは、日本ボクシングコミッション(JBC)です。順番に説明します。

◇プロテストを受ける受験条件

1.日本プロボクシング協会(JPBA)に加盟しているジムに所属している
2.16~34歳までの男女(35歳の誕生日前日までの申し込みは可)
3.コミッション公認のドクターによる健康診断が良好の方

◇プロライセンスの種類

A級、B級、C級の3種類です。基本的には、プロテストの合格でC級ライセンスを取得し、B級→A級と昇格を目指します。

しかし実績次第では、プロテストを受けずにC級を取得できたり、いきなりB級テストを受けることも可能です。

ちなみに、プロライセンスは、年齢制限の都合上37才で失効します。

◇プロテストの内容

筆記と実技テストです。

1.筆記:簡単な筆記テストがあり、ルールや反則など基本的な事についてです、難しくありません
2.実技:スパーリング2ラウンド(2分30秒でインターバル30秒)

最後に、プロボクサーライセンスの条件として、他のスポーツのプロライセンスとの併用ができません。プロボクサーだったけどプロゴルファーとしてデビューした、というのはできないために、ライセンスを返上する必要があります。

プロボクサーかアマチュアボクサーか趣味か

まず、ジムはどこを選べばいいのかといいますと、間違えなく近いが正義です。そして、ボクシングのたのしさを教えるのが上手な先生がいることも、が大切だと思います。

ルーポでは、中学生以下のお子様でしたら、ボクシングジムに入ってじっくり考えれば問題ないとかな~と思っています。

高校生以上で本気でプロを目指すのであれば、プロ指導に特化したジムをおススメします。その時はもちろん、全力でサポートいたします。ちなみに、先ほどの成松選手がボクシングをはじめたのも、高校生からです。

ボクシングジムの大半が、フィットネス目的要素を取り入れているのは、ガチンコのボクシング指導だけでは食べられないというのがホンネです。とはいえ、そういう意味でルーポは、大手さんにまねできない、個人一人一人に合わせた指導ができますので、顧客満足度は高いと自負しております。

ということで、お子さまの習い事の一つに、大人の運動不足解消に。ボクシングという格闘技を身近に感じてもらえたらうれしいです。

無料体験や見学はあなたの都合に合わせられます。どうぞ、お気軽にお問あわせください。